香りを楽しむユズの系統。冬の冷え込み、風、植え付け直後の管理を見ながら、庭と鉢植えのどちらにも合わせて育てます。
由来
- 原産・来歴
- 日本
- 遺伝的な背景
- ユズの品種「多田錦」。このページでは多田錦の記録を紹介します。
日本の食卓で使いやすい、香りのかんきつ
ユズは果汁だけでなく、皮の香りを料理や湯に楽しめるため、少量の収穫でも使い道が広い品種です。実付きだけを急がず、まずは枝と根を安定させることが、長く育てる近道になります。
植え場所と冬の注意
日当たりと風通しは必要ですが、冷たい北風が直接当たり続ける場所は避けます。若木や植え付け直後は耐寒性を過信せず、霜の予報時には鉢の移動や不織布で保護します。雨の多い時期に根元が湿り続けないことも大切です。
収穫と使い方
香りを生かすなら、必要な分だけ収穫し、皮は薬味や保存に。果実を多く付けすぎた年は、枝の充実を優先して翌年の様子も見ます。
樹の特徴
- 樹高の目安
- 4 m
- 生育の速さ
- 旺盛
果実の特徴
- 風味
- 強い香りと酸味
- 種
- 少なめ。栽培条件によって変わります。
- 果実の低温への目安
- -5℃
育て方の目安
日当たりと水はけを優先し、梅雨に水が溜まる場所や冬の北風が抜ける場所は避けます。寒い地域では、まず鉢植えで冬の移動ができる管理から始めると判断しやすくなります。
耐寒性は成木・排水・風当たり・低温の継続時間で大きく変わります。
食べ方と楽しみ方
完熟した香り、果汁、皮の個性を少量ずつ確かめてください。酸味や苦味の強さは、収穫の時期と追熟で印象が変わります。