← 台木の一覧へ

カラタチ(Poncirus trifoliata)

数値の読み方:耐寒性は台木自体の参考値で、穂木や果実の耐寒性を保証するものではありません。元のフランス語資料の数値を保持しており、日本での栽培では土壌、風、排水、株の年齢、低温の継続時間に合わせて判断してください。

特性と技術データ

数値評価は元のフランス語資料の値です。土壌、台木と穂木の組み合わせ、株の年齢、管理条件によって結果は異なります。

耐寒性の目安(℃)
-20
石灰質土壌への適応
0
粘土質土壌への適応
5
塩分への適応
1
樹勢
矮性
結実までの早さ
遅い
果実品質の評価
5
トリステザへの抵抗性
5
フィトフトラへの抵抗性
5
線虫への抵抗性
5
来歴
原種(落葉性の柑橘類)
概要
「寒さの王様」ポンシラス・トリフォリアータは極みの台木です。これは、他の台木が長い冬に耐えることができないフランスの最も寒い地域(USDA 7ゾーンまで)で柑橘類を植えたい人にとって不可欠なツールです。
技術的な特徴
元のフランス語資料では、早く強い休眠を誘導することが耐寒性の特徴とされています。落葉性で、強い霜の前に穂木の生育を休止させる働きが説明され、台木の耐寒性は−20℃を目安としています。粘土質土壌での根の酸素不足に比較的耐え、糖度と香りを含む果実品質にもよい影響を与えるとされています。
注意点
石灰質土壌を嫌う台木です。元資料の目安は活性石灰分5%未満で、アルカリ性土壌では鉄欠乏によるクロロシスが深刻になる場合があります。根が浅いため、夏の乾燥と塩分にも敏感です。
比較の要点
最大の耐寒性: -20 °C までの耐性があり、FA 5 (-16 °C) または Citrumelo (-15 °C) よりも優れています。 重い土壌への耐性: Citranges C 35 や Carrizo とは異なり、粘土に対して良好な耐性があります。 樹勢は中程度:小~中程度の樹木となり、管理が容易です。
選び方のまとめ
寒冷地向けの代表的な台木です。土壌の酸性度と夏の水管理が重要です。元資料は強い防寒効果をうたっていますが、穂木や果実の生存、すべての冬の安全を保証するものではありません。
参考USDAゾーン
7a
柑橘の品種を探す →
Scroll to Top